富山県朝日町

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富山県朝日町(あさひまち)の公式noteです。SDGsへの取り組み、DX推進、移住促進など。“夢と希望にあふれるまちづくり”に関する町の活動を発信していきます。

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  • 朝日町みんなのnote

    朝日町のみなさんが更新されているnoteや、朝日町のことを書いてくださったnoteなどをまとめています。

  • あさひまち物語〜文化と風景〜

    朝日町出身の大学生 笹島唯さんによるnoteまとめ 朝日町の伝統的な文化や産業、そして地域活性に対する想いに関する記事を書いてくださっています。

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最近の記事

「モノづくりが好き」から紡がれた”今”という大切な時間

 今回は、漆を使用したアクセサリーや箸などを製作している黒崎由紀さんにお話を伺いました。黒崎さんは2019年夏より『越久米作(コシノクメサク)』として活動しており、今年で5年を迎えます。 最初に、漆とはどういったものですか?  漆は、ウルシの木から取れる樹液のことで、ろ過することで「生漆(きうるし)」となります。漆は日本で古くから塗料や接着剤として使用されています。  生漆自体は乳白色で、生漆にナヤシ(かき混ぜて漆の成分を均一化する)やクロメ(加熱して余分な水分を取り除く

    • 指物作りが日々の暮らしを形成する

       今回は、朝日町で指物を作成されている寺田洋子さんにお話しを伺いました。寺田さんは、東草野のご自宅に工房とギャラリーを構えています。 今回の取材で初めて”指物”という言葉を知りました。指物とは何でしょうか?  指物とは、釘などを使わず、木の板に凹凸を掘り、差し合わせて作る木工品のことを言います。使用する木材が決まったら、万能機や旋盤で木材を切断・削り整え、凹凸を作る部分に印をつけます。鋸(のこ)や鑿(のみ)を使って凹凸部分を作ったら仮組をし、問題なければカンナをかけます。

      • 農業は楽しい!~花でまちを彩る、米でまちを豊かにする~

         今年もたくさんの観光客を魅了した、あさひ舟川「春の四重奏」。今回は、「春の四重奏」でお馴染み、チュリストやまざきで農業を営む山崎修二さんにお話を伺いました。 180°真逆の世界へ  農業をする以前は、エンジニアとして働いていましたが、結婚を機に、義父である山崎久夫さんの農作業を手伝いに行き、トラクターで作業をしながら「こういう世界があるんだ」と感動しました。サーバールームという日の当たらない環境から、青空の下で外の空気に触れながらの農作業は180°違う世界でとても魅力的

        • 朝日町を支える老舗の料亭。変わらぬおいしさをこれからも

          今回は、朝日町で創業80年を超える老舗「料亭月見家」の氷見雅浩さんにお話しを伺いました。月見家は氷見雅浩さんと奥様である由夏さんの2人で営んでいます。 退職後から本格的に  実はずっと料理に携わっていたわけではないんです。関東の大学を卒業後、黒部の会社で働いていました。料理をすることは好きで家の手伝いもしていたのですが、自分も若く、まだ遊んでいたいという気持ちもあり、迷いながら就職しましたね。でも、働きながら心の中では家を継ごうという気持ちもあって「一度きりの人生だし、や

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        • 朝日町みんなのnote
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          17本

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          地域おこし協力隊から漁師へ 漁師を通して人に感動を与える

          今回は、2018年に地域おこし協力隊として愛知県豊田市から朝日町に移住後、3年間の協力隊活動を経て2021年から朝日町で漁師として働いている徳田聖一郎さん(以下、徳田さん)にお話を伺いました。徳田さんは、約1年前に自分の船を購入し、「聖徳丸」と名付けました。聖徳丸のキャッチコピーは”旨いを届ける”。キャッチコピーの通り聖徳丸は日本全国に旨いものを届けて、人々を笑顔にしています。 「漁師」という職業は憧れの職業の1つだった 昔から魚は好きだったので、海水浴に行って魚を突いた

          地域おこし協力隊から漁師へ 漁師を通して人に感動を与える

          地域おこし協力隊として移住して7年 ~幸せのかたちを朝日町でみつける~

          2017年に静岡県から奥さんと朝日町に移住して、3年間地域おこし協力隊の農業分野として活動された服部大介さん。任期終了後は朝日町に住まいを持ち、「何か付加価値を与えることができて、周りの人があまりやられていないことをやりたい」という思いで"うし太郎信繁"という社名で個人事業を立ち上げ、養蜂やつぼ焼き芋の販売、ひょうたんの栽培、加工を行っています。 今回は、うし太郎信繁の代表である服部大介さんに移住のきっかけや養蜂などの活動についてお話を伺いました。 ー社名である「うし太郎信

          地域おこし協力隊として移住して7年 ~幸せのかたちを朝日町でみつける~

          野菜で笑顔に!フードロス削減を目指して

          今回は、朝日町で2017年から農業を行っている㈱マッキーファームさん(以下、マッキーファーム)の代表である澤井雅樹さんにお話を伺いました。 マッキーファームについて教えてください。 2017年にマッキーファームを設立しました。「マッキーファーム」という名前の由来は、小学校の時の自分のあだ名が「マッキー」だったためそのまま活用しました。 とても良いネーミングですね! 農業を始めようと思ったきっかけは何ですか? それまで色々な仕事を経験していて、農業を始める前は、二交代制

          野菜で笑顔に!フードロス削減を目指して

          朝日町から世界に。誰もが働きやすい会社を目指して

          今回は、朝日町で1985年に創業し、チップ抵抗器を製造している朝日電子株式会社(以下、朝日電子)の代表取締役社長である福澤義司さんにお話を伺いました。 朝日電子について教えてください。 弊社は、富山市にある北陸電気工業株式会社の関連会社です。この場所は旧小川中学校の跡地であり、1985年に北陸電気工業がその土地を購入し、朝日町に企業進出しました。 朝日電子という名前ですが、朝日町に企業進出したのだから、地元にちなんだ名前を付けようということで朝日電子という社名になりました

          朝日町から世界に。誰もが働きやすい会社を目指して

          環境にやさしく、お客様の健康に寄り添う憩いの場「らくち~の」

          朝日町環境ふれあい施設らくち~の(以降、らくち~の)は、あさひ舟川「春の四重奏」でお馴染みの舟川沿いに位置する温浴施設で、大浴場や岩盤浴、温水プール、フィットネスなどを備えた幅広い年齢層に愛されている多目的施設です。 今回はらくち~のを運営する(有)朝日ふるさと創造社の増田紀道支配人に話を伺いました。 あさひふるさと創造社とらくち~のについて教えてください。 らくち~のは町が整備して平成12年4月にオープンした施設になります。なので、朝日町が所有する施設にはなるのですが、

          環境にやさしく、お客様の健康に寄り添う憩いの場「らくち~の」

          学びあい・助けあい・好きがみつかる!「みんまなび」 

           朝日町には、昨年10月から㈱博報堂と連携して行っている事業のひとつに「みんまなび」があります。  今回は、10月で1周年を迎える「みんまなび」のサービス開始当初から携わっている役場「みんなで未来!課」の水島主事に詳しく話を聞いてみました。 みんまなびとはーまず、「みんまなび」のことを知らない人に向けて「みんまなび」がどういった事業なのか教えていただけますか? 「みんまなび」は、学校教育では学ぶことができない学びの場を提供するサービスで、コミュニケーションアプリLINEを

          学びあい・助けあい・好きがみつかる!「みんまなび」 

          「原動力は喜んでいる姿」創業約100年を迎えた朝日町の畳店

          今回、朝日町で創業約100年を迎えられた畑畳店で、現在3代目として活躍されている畑隆志(はたたかし)さん(以下:畑さん)にインタビューをさせていただきました。畑さんは、1級畳製作技能士・全日畳品質管理責任者・畳ドクターの資格を持っておられるとのことです。 ――本日はインタビューを受けてくださり、ありがとうございます。よろしくお願いします。 畑さん: はい、よろしくお願いします。 ――創業約100年ということで、ここまで長く続けてこられたのは何か原動力があったりしますか?

          「原動力は喜んでいる姿」創業約100年を迎えた朝日町の畳店

          「柔軟な思考で、興味があれば動く!」 持続可能な農業の担い手として輝く地域おこし協力隊

          朝日町では農業の担い手不足問題を解消するため、全国から農業振興分野の地域おこし協力隊を募っており、農業の担い手育成に取り組んでいます。また、就農希望者への手厚いサポートも充実しているのが魅力のひとつです。 あさひ農学舎では「農業をやってみたい、農業を生業に暮らしたい」そんな思いを持った人たちが集まり、農業振興分野の地域おこし協力隊として活動しています。農業を学びながら住居や車、生活費などのサポートが最大3年間受けられるため、新規で農業を始めたい方にとってはとても魅力的な制度に

          「柔軟な思考で、興味があれば動く!」 持続可能な農業の担い手として輝く地域おこし協力隊

          余った食材で「もったいない」を「おいしい」に

          SDGsの目標にも掲げられているフードロスの削減。 食材を「買いすぎない」「使い切る」「食べきる」という3つのポイントを一人ひとりが意識することで、フードロスの削減に繋がります。 朝日町の愛場商店さんでは、魚のアラを使用した魚醤(ぎょしょう)を作るなどして、余った食材を使い切る工夫によってSDGsに繋がる取り組みをされています。 今回は朝日町燻製加工室にて商品づくりをする、愛場商店の愛場さんご夫妻にお話を伺ってきました。 -まず魚醤を作ってみようと思ったきっかけは何だった

          余った食材で「もったいない」を「おいしい」に

          CO2排出最小の「小水力発電」で持続的なまちづくりを

          小水力発電は、川に設置した取水口からとった水を高低差のあるパイプに流し込み、水の勢いで水車が回転することで電気がつくられる仕組みになっています。 そのためすべての発電方法の中でも二酸化炭素排出が最も少ないことで環境保全の面でも注目を集めています。 これはSDGsが掲げる目標のうち、主に「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「11.住み続けられるまちづくりを」に繋がります。 そんな小水力発電を来年6月から朝日町笹川地区で導入するべく、現在現場工事に取り掛かっている株

          CO2排出最小の「小水力発電」で持続的なまちづくりを

          空き家と人を繋いで住み続けられるまちづくりを

          朝日町だけではなく全国的な社会問題となっている「空き家」。 SDGsが掲げる目標「11.住み続けられるまちづくりを」の実現に向けて、空き家の活用が重要な課題となってきます。 あいの風とやま鉄道 泊駅前に位置している「こすぎ家」を拠点とするNPO法人コクリエでは、移住相談窓口としての役割だけではなく、空き家バンクの運営など様々な移住促進に関わる役割を担い、空き家問題に向き合っています。 今回はそのNPO法人コクリエ代表の善田さんに、お話を伺ってきました。 -まずコクリエ

          空き家と人を繋いで住み続けられるまちづくりを

          「もったいない」の気持ちから生まれた、お母さんたちの新たなコミュニティの場

          「ほしい子ども服」をおさがりでもらうことができて、「着なくなった子ども服」を簡単に寄付することができる、子ども用品の「おゆずり会」。 おさがりを使うこともSDGsに貢献したサステナブルな取り組みの一つです。 今年の四月から朝日町のお母さんたちが、家印株式会社から運営を引継いだボランティア活動ですが、土日の開催時には町内参加者だけに留まらず、お隣入善町や黒部市からも参加者が集まる人気イベントとなっています。 そんな取り組みを行っている子育てサークル「なのはな」の一員として

          「もったいない」の気持ちから生まれた、お母さんたちの新たなコミュニティの場